過去問は、ケアマネ試験において欠かせない学習ツールです。独学でも講座でも、過去問を中心に置くことで、効率的かつ実践的な学習ができます。

重要なのは、過去問をどのように活用していくかで、合否が大きく影響します。ただ何となく過去問を解いているとすれば勿体ない話です。

ケアマネ試験に出題される傾向を分析して、重点的に取り組むべき単元は、どこなのか？過去問が、なぜ重要なのか？

独学での勉強でも、正しい勉強方法と教材、参考書、道しるべ（地図）があれば、合格は決して遠い夢ではありません。

ケアマネ試験で過去問が有効なのは、分かっているよ。５年分を「何周もやってるよ」８割～９割正答していれば良いんでしょ！という声をお聞きします。

ちょっと待った！

ケアマネ試験は、３年ごとの改正があります！

最新のテキストでも、2024年4月改正に対応していないことがあり、解答が変わります。

無料の過去問アプリもありますが、改正に対応していない、その当時の解答で修正していないアプリも多数存在します。

最低でも１０年分の過去問を分析しないと傾向は掴めません( ﾉД`)ｼｸｼｸ…

しかし、独学で勉強されていると最新情報が入ってこないので、ネットに溢れている情報の何が正しいのか区別がつきません。

独学で勉強されている受験生さんの多くは、過去問題をどのように解いたのかそのプロセスが、ズレている傾向にあります。

もし、６０問を全部消去法で解いていたら、肝心の問題のポイントを押えられず、答えだけ暗記している、回数を重ねると点数が上がってきている、解いて正解の数、点数だけを見て「できた!」をバロメーターにしていませんか？

解答が、〇でも間違ったところをしっかり見直しが必要です。

解答が、〇正解した問題の「×」の理由、根拠や関連するキーワードが言えますか？

ここを意識して、過去問の解く回数を重ねる、そこに、過去問を解く‵‵意味”があるのです。

私は、「暗記が苦手で・・」とよく受験相談でお聴きしますが、過去問の答えを覚えている時点であなたは、ちゃんと「暗記」出来ています。

独学のデメリットは、間違った解釈や勉強をしていても横道にそれても気がつかないという盲点があることです。

正解の理解だけでなく、なぜその答えが正しいのか、他の選択肢がなぜ不適切なのかを深く理解することが必要になりますが、それが独学では難しい壁になっているのではないでしょうか？

過去問を解いて、答え合わせをして、解説や参考書、テキストをみて、「あ～なるほど」と参考書やテキストに線やマーカーを引いて、分かった、理解したつもりになっている？

実は、分かったつもりという錯覚に陥っています( ﾉД`)ｼｸｼｸ…気がつかないうちに・・・　　

「不合格」になる独学生が一番やりがちな勉強方法です。

肝心なのは、過去問からケアマネ試験に出題される傾向を分析して、重点的に取り組むべき単元は、どこなのか？を把握して見極めることです。

そのポイントがズレて、やみくもに勉強して無駄な時間を使っていませんか？

独学の勉強でも、正しい勉強方法と教材、参考書、道しるべ（地図）があれば、「合格」が可能だと思います。

それが、３つの教と言われるものです。

教師・・・道を示してくれる指導者

教材・・・過去問をきちんと分析して、活用法まで熟知している教材を使ってます。

教室・・・コミュニティ（同じ受験を目指す仲間がいる環境）

受験相談を受けて、アドバイスを聞いて、「自分でやってみます」と多くの受験生さんは言われますが、結局のところ自分一人ではできないんです。

そこを乗り越えれば、独学でも過去問を上手く活用して「合格」することが出来ます。

忙しい中で、限られた時間の受験勉強になりますので、早くからスタートされることが後々焦らずに済みます。

一人で抱えこまずに、ちょこっと近道を知っている専門家にアドバイスを受ける必要最低限の出費はご検討してもいいのではないでしょうか？

今までと同じことを繰り返しても結果は同じです。次の年も試験を受けると考えると勉強時間も労力も大変じゃないでしょうか？

あなたは、1年後のどんな状態だとハッピーですか？

オンライン講座を開催しています。

つくしケアマネ塾は、週1回で月4回と月8回のコース、忙しい方には、月1回10時～16時の講座も行います。

独学の勉強法に、ちょこっとだけプラスして、分からない時には聞ける環境づくりも検討してみてはどうでしょうか？